僕の動き出した1年とコミュニティについて

腹筋しろよ

今年一年の振り返り記事です。主にコミュニティに参加し始めたことについて、経緯と僕なりの関わり方を振り返ろうと思います。

転職した会社についても書こうと思ったのですが、適当な下書きだけで2000字突破したのでやめておきます。たぶん5000字くらい余裕で突破すると思う。 盛大なステマになりますが良い会社と開発チームに入ったと思っています。これはまた別の機会に。

今年一年はいろんな勉強会に参加したり主催したり、コミュニティに顔をだすことが多くなった1年でした。 コミュニティに参加することで、とても今楽しい時間を過ごせているなと思います。 (コミュニティといいつつ勉強会の内容多めです。)

最初に書いておきますが、だいたいありがとうございますを言うための記事なので僕に関わりない人はつまらんと思います。

きっかけ #

僕がコミュニティに顔をだすようになったきっかけは、転職した会社に入社する以前に、その会社主催の勉強会で登壇を依頼されたことでした。 人前で話すことは嫌いではないのですが得意ではなかったので、出来るだけの準備をして臨みました。 本番はウケも取れたし準備の中でとても勉強になったので自分の中では成功でした。

LTをしたことでいろんな人とお話することができ、それまでWeb界隈で知り合いがほとんどいなかった自分にとって、勉強会は仲間を増やす良い機会だなと思いました。

そんなことを思いつつ、自社開催の勉強会にだけ顔をだすことがしばらく続きました。 そんな折、開催した勉強会に参加していただいたある人と偶然SNSでつながる機会があり、 ちょろっとSNS上でいいねもらったり、他愛もない会話をさせていただくことがありました。

そしてその人がいるなら行ってみようかなと思った会(以前から気になってはいたが勇気が出なかった)があり、そこからいろんな場所に顔を出せるようになりました。 だれも知らない場所に飛び込んで行くだけのエネルギーは僕にはなかったと思います。

本当にありがとうございました。

僕の勉強会の「使い方」 #

僕はあまり人の話を聞くこと自体は集中力が続かないため、勉強会に参加する際にはいくつかの目的をもって参加することを決めています。

  • いま、自分が困っていることを知るために参加すること
  • 発信をすること
    • 発表にたいして質問する
    • 自分が登壇する

何かしらのリターンがある確度が高そうなイベントを選んで参加することにしています。 これには自分がとにかく頭が悪くて、関係ない内容よりは身近なテーマの話を聞いたほうがどこかで試して知恵として定着するんでは...みたいな狙いがあります。 (愚者は経験に学ぶってやつですね。) 勉強会でとにかくそのハッシュタグにつぶやきまくってうるさいのですが、何かに書かないと覚えていられないので賑やかにしてます。ごめんなさい...

また発信に深掘りをすると以下のようなことを意識しています。

  • 発信を通じて今の現状を整理する
  • 会社のチームへのFBがあるようなものにする

前2つにあるように登壇するころには自分の目的の8割は終わっていることになります。 エモ系LTについては予め社内に見せてから登壇に持っていってます。 今ある現状に対して改善だったりFBして役に立つことをしたいという前提から走り出します。 ただそんな日記みたいな、大したことのないLTでも「参考になった」「少し意識が変わった」みたいな感想をいただくこともあり、大変ありがたいと思っています。 そういう意見をくれる方々に対しては僕の発表を踏み台にしてどんどんもっとレベルの高いことをやるようになったらいいなと日陰から思っています、どんどん踏んでくれ。

僕は純粋な技術探求の欲求から発生した「やってみた」のようないわゆる技術寄りの発表がとても苦手です。 本心では技術自体に興味がないのかもしれません。 どうしても今の自分に地続きだったり、「どうやるのか?」みたいな悪く言えば「エモ」な内容に発表が寄りがちでした。

できないことは無理にやらない、他に時間を回そうと決めており、今後も泥臭くエモい話をしていきたいと思います。

あとどうでもいいんですけど、ほんとにどうでもいい。 LTで何かと理由をつけて腹筋ローラー入れたいみたいなチャンレンジずっとやってました。 腹筋ローラーの普及に力を割いている僕にとっては至上命題で、それなりに効果もあって購入者が増えて万々歳です。

コミュニケーション #

コミュニケーションが嫌いではないけど苦手です、人見知りしんどい。 人と会うと緊張しっぱなしです。 人見知り治らないかなーと思って外に顔出してた面もあります。

人と合う前にスクリプト全部書いときたいと思うくらい苦手(でもめんどいのでやらない)。 本当に話したいことがとっさに出てくることは100%ないです、あとでお手紙ださせてくれ。

LTというフォーマットはある程度は一方通行であるし、事前練習もできるので僕にとっては救世主のような存在です。 5分くらいのLTに2時間くらい練習入れることも何回かありました。 Twitterも返信する前に悩めるので良いコミュニケーションツールです。

そんな僕でも話しかけてくれたり、よくわからないエアリプに付き合ってくれる方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 (エアリプだけはよく考えずに脊髄反射で返してます、すみません。)

コミュニケーションは諦めずにこれからもなんとかしてやるというお気持ちです。

参加から主催へ #

いろいろと参加はしていましたが、最近は主催も増えてきました。

それは会社を主体にしたイベントだったり、フロントエンドゆるふわ筋トレ部のような全く個人的なものだったりします。

理由は聞きたいことや体験したことを得るためには場を作ったほうがはやいという思考に至ったためです。 来年も一本勉強会を企画していますが完全に俺得な内容となっています。(登壇者の方本当にありがとうございます)

会社の方にも企画に協力してもらったり、当日のお手伝いをやってもらったりお世話になりっぱなしですが、 嫌な顔を一つもせずに僕のわがままに付き合ってもらって非常にありがたいと思います。

またいくつか運営のお手伝いだったり、会場提供だったりにご協力させていただいてるものもあるので来年もまた楽しみです。

アクセシビリティ #

アクセシビリティ関連が今年一番お近づきした界隈でした。 勉強会にいったりアドベントカレンダーで記事を書いたりMDNの翻訳をはじめたりしました。

こんなことを言うと怒られてしまいそうですが、僕がアクセシビリティに取り組むのは単純に面白いからでありそれ以上でもそれ以下でもありません。 自分の周りでみるとアクセシビリティは浸透しているとは残念ながら思えないですが、マイナスをゼロにするための取り組みは非常にやりがいと面白みがあります。(もちろんプラスに持っていかないといけないですね)

また、アクセシビリティに取り組むことで自分の知らなかったWebの一面ユーザーの姿が技術を通してからも知ることができると言うのはとても勉強になります。 昔僕は英語をに力をいれて勉強していたい時期があるのですが、英語を学ぶことは言語を通して海外の文化を見通すことができる楽しみがありました。 そんな感覚に近いと思っています。

また界隈にいらっしゃる方々は、とても熱心で面倒見がよく、フラットに意見を下さる方々という印象を持っています。 酔っぱらいのような戯言に我慢強く付き合って意見交換してくださったり、何気ないつぶやきを拾ってコードをみていただいたり、MDNの翻訳に関しては何度も何度も背中を押してくださったりと本当にありがとうございました。

来年もできるところから、自分のできる貢献をしていきたいと思います。

終わりに #

今年は本当にいろんなイベントがあり、素晴らしい出会いがあり、良い体験が続いた年でした。 それまでの僕の漫然と過ごしていた5年間は何をしていたのかよくわかりません、文字通り目が覚めた年になったと思います。

来年も引き続き良い経験が多くあることを祈るとともに、誰かの「良い」のきっかけになれるよう動いていきたいと思います。

それでは良いお年を、新年も腹筋しろよ!